ご質問のd体とl体☆成分について

アロマを深めていくと
あれこれ似たような成分の名前が出てきて
なんじゃこりゃぁ☆★☆ってなるわけですが。。。
お問い合わせ頂いた
d体とl体について 少々簡単に。
まず d体とl体。異性体というものでありまして
分子式が同じで構造式の一部が違う(原子の配置が異なる)もののことです。
人間で言うと双子だからお顔はにてるんだけど
性格は違うのよね。って感じです。
アロマに関係する異性体の種類には
立体異性体(シス、トランス)や鏡像異性体(d、l(エル))があります。 
たとえば
同じリナロールでもd-リナロールとl-リナロール
リモネンもd-リモネンとl-リモネン
また、テルペン系アルデヒド類のネラールとゲラニアール。
そして たとえばリナロール。
d体のリナロールはローズウッドやコリアンダーなどに
含まれており、神経強壮作用や疲労回復作用を持ちます。
l体のリナロールはラベンダーやベルガモット、クラリーセージ、ホーリーフなどに含まれており、
鎮静作用・血圧降下作用・抗不安作用など。
形は似てるけど 働きは逆ですね。
リモネンにもd体とl体があって、d-リモネンは柑橘系の精油に含まれ
l-リモネンはスターアニスやカユプテなど多数の精油に含まれています。
どちらも肝臓強壮、腎臓機能促進、蠕動運動促進作用があり
さらにd-リモネンには血圧降下作用があるといわれています。
ムムム?分かりにくい?
さらに 深めたい方は ぜひ 資格取得講座へ♪ ウフ
あれこれ長くなりましたが
精油成分について 考えているときが 私は一番面白い!!って感じる時間です♪
それでは 今週も懲りずにお付き合い頂き
誠にありがとうございましたキラキラ
勝手ながら 明日は都合によりお休みとさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが 何卒ご了承下さい。